住まいの定期点検をしましょう
下記の様な疑問やお悩みはありませんか?
まずは住まいの健康カルテでセルフチェックをしてみましょう!
- 塗り替えを考えている
- 今住んでいるお家の屋根や外壁の劣化が気になる
- どのような施工が出来るか知りたい
- 塗り替え時期の目安がわからない
- 好みの色に塗り替えがしたい
屋根の症状
Roof
屋根は普段目の届かない部分。しかし、雨・紫外線・熱など常にダメージを受ける部分であるため、最も傷みやすく定期的なメンテナンスが必要です。代表的な症状は『サビ』で、金属系(銅板)に多い症状です。表面材の塗膜が傷ついて発生する赤サビ、海の近くや高温多湿な環境で発生する白サビがあります。進行すると穴が開いてしまうので注意。他にも注意すべき3つの症状を紹介します。
- 退色・変色
紫外線や雨が原因。退色や変色が確認出来る場合は、屋根が傷んでいる証拠。更に進行すると塗膜が落ち、触ると粉のようなものがつくチョーキング(後述)が発生。退色・変色の段階で塗装し直すのがおススメ。
- 雨漏り
雨漏りの原因は①家を建てたときの施工不良、②屋根の劣化、③屋根の破損、④雨樋の詰まり、⑤太陽光電池や温水器設置箇所が挙げられる。初期症状は、雨染み、サビ、カビ等。まずはこれら症状がないか要確認!
- カビ
特に木材部分に見られ、水分・温度・酸素の条件で微生物の温床となる。放置すると建材の腐食や衛生上の危害が発生する恐れあり。
外壁の症状
Outer wall
外壁の種類は多いため、使用されている素材ごとに症状も多様です。代表的な症状は『チョーキング』。外壁を手でこすると白い粉がつきます。紫外線等が原因で進行し、耐久性や防水性が低下します。まずは外壁をこすって確認してみて下さい。ここでは他におさえておきたい症状3点を挙げました。
- 割れ(クラック)・はがれ
コンクリート・モルタル等を含んだ素材に多い症状。割れは塗膜の硬化や下地素材が割れて起こる。はがれは塗膜が劣化により付着力が低下することで起こる。
- 反り
トタン等に多い症状。チョーキングにより、水をはじかず吸収することで乾いたときに反ってしまう。まずはチョーキングしてないか要確認。
- コーキング(シーリング)の劣化
窯業系サイディングボード等の素材に多い症状。コーキングとは目地に使用される下地剤であり、劣化によりひび割れたり、痩せて隙間が空く。
塗り替え時期の目安
ここまで各症状をお伝えしてきましたが、中々自己判断が難しい場合もありますよね。そこで塗り替え時期の目安を以下の表にまとめました。ぜひ参考にして見て下さい。
※あくまで例ですので、詳しい症状の相談はお気軽にお問い合わせ下さい!
場所 | 塗り替え時期の目安 | 周期 | おススメ塗料 |
屋根(スレート瓦) | 汚れやカビの発生、退色や変色が目立つ | 5~7年 | シリコン塗料 |
屋根(トタン) | サビている、剥げている | 5~7年 | 防サビ+シリコン塗料 |
外装 | ひび割れ、汚れやカビの発生、剥げている、壁に触れると白い粉がでる | 7~10年 | シリコン塗料(ラジカル制御) |
玄関ドア | 剝がれている | 5~7年 | 鉄部用塗料or木材用塗料 |
塀 | 破損やヒビがある、汚れやカビが発生 | 4~5年(ブロック塀)、 2~3年(板塀) | 抗菌塗料 |
木製デッキ・ラティス | 腐食が進んでいる、退色が目立つ | 2~3年 | 浸透型木部塗料or造膜型木部塗料 |
門扉(鉄) | 赤サビ、塗膜の浮き上がり | 5~7年 | サビ止め塗料 |
室内壁・天井 | 汚れやシミ | 5~7年 | 抗菌+低臭気塗料 |